スマートフォンのアプリを使った配車サービスを手がけるアメリカのライドシェア最大手、ウーバーがニューヨーク証券取引所に上場し、アメリカでことし最大の上場となったものの取り引き初日の株価は下がり、肩透かしとなりました。
ウーバーは10日、ニューヨーク証券取引所に株式を上場し、売り出し価格を7.6%下回る41ドル57セントの株価で初めての取り引きを終えました。
この結果、ウーバーの時価総額は697億ドル、日本円でおよそ7兆6000億円となり、アメリカでことし最大の上場となりました。ただ、2012年に上場した際に時価総額が1000億ドルを超えたフェイスブック並みになるとも言われていた予想を大きく下回り、肩透かしとなりました。
ウーバーはスマートフォンのアプリを使って配車し自家用車などで客を運ぶライドシェアの最大手で、自転車や電動キックスケーターのシェア事業も手がけるなど、日本を除く各国の大都市で市民の移動手段として普及しています。
-- NHK NEWS WEB