12日の「母の日」にちなみ、北海道福島町では女性だけが参加する相撲大会が開かれました。
北海道福島町は千代の山と千代の富士の2人の横綱の出身地で、町おこしにつなげようと、毎年「母の日」に女性だけの相撲大会が開かれています。
12日は道内だけでなく、東京や東北地方からも合わせて61人が参加しました。
それぞれが「とんかつ丸」や「こぶた山」などのユニークなしこ名をつけて取り組みに臨み、投げ技を決めたり土俵際で粘りを見せたりしていました。
地元の水産加工会社で働くベトナム人も出場し、豪快に相手を投げ飛ばすと、応援に駆けつけた同僚から歓声が上がっていました。
大会は知内町出身で「まこデラックス山」のしこ名で出場した東京の看護助手、西山まこさん(24)が接戦の末、相手を押し倒しで下し3連覇を果たしました。
西山さんは「離れて暮らす母も応援に駆けつけてくれて、『母の日』の最高のプレゼントになりました」と話していました。
ベトナム人の女性は「相撲はとても楽しいし、友人が応援してくれたこともうれしかった」と話していました。
-- NHK NEWS WEB