30日朝、島根県益田市で横断歩道を渡っていた登校中の小学生の列に軽トラックが突っ込み、児童1人と付き添いの73歳の男性の2人が重軽傷を負いました。運転していた62歳の会社員から基準を超えるアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。
30日午前7時15分ごろ、島根県益田市久々茂町の国道191号で、横断歩道を渡っていた小学生などの列に軽トラックが突っ込みました。警察によりますと、小学生は9人で学校に向かう途中でしたが、この事故で3年生の男の子(9)が腕などに軽いけがをし、付き添いの73歳の男性が全身を打撲する大けがをしました。
現場は片道1車線の信号機のない交差点で、調べによりますと、軽トラックを運転していた市内の会社員、山口伊佐男容疑者(62)から基準を越えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転と過失運転傷害の疑いでその場で逮捕したということです。
山口容疑者は仕事に向かう途中で、酒を飲んでいたことを認めているということです。警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB