14日の東京株式市場、日経平均株価は一時400円を超える値下がりになっています。米中の貿易摩擦が一段と激化していることへの懸念が背景です。
14日の東京株式市場は取り引き開始直後にほぼ全面安になり、日経平均株価は一時400円以上値下がりして、取り引き時間中としておよそ1か月半ぶりに2万1000円を下回りました。
その後は買い戻しの動きも出て、日経平均株価、午前の終値は、前日の終値より154円36銭安い2万1036円92銭、東証株価指数=トピックスは11.70下がって1529.44、午前の出来高は9億3084万株となっています。
市場関係者は「取り引き時間中にトランプ大統領が中国との交渉を楽観視しているという趣旨の発言をしたと伝えられ、買い戻しの動きにつながった。しかし、交渉の行方は予断を許さず、貿易摩擦が世界経済に及ぼす悪影響に懸念が高まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB