14日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易交渉についてトランプ大統領が「ただの口論だ」などと述べたことで、協議が継続されるという安心感が広がり、ダウ平均株価は反発して前日に比べ200ドル余り値上がりしました。
14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日に比べて207ドル6セント高い、2万5532ドル5セントでした。
前日、617ドルという大幅な下落を記録したダウ平均株価は、値下がりした銘柄を買い戻す動きから、この日は値上がりで取り引きが始まりました。
その後、トランプ大統領が中国との交渉について、「ただの口論だ」などと述べて、協議が今後も続くという見通しを示したことから、市場には安心感が広がり、値上がり幅はさらに拡大しました。
ただ、発言をきっかけに、一時は360ドル以上値上がりしたものの、その後は売り注文も出て、市場関係者は「今後も、不安定な動きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB