14日の東京株式市場、米中貿易摩擦への懸念から株価は値下がりしました。日経平均株価は3年ぶりに7営業日連続の下落となりました。
14日の東京株式市場は取り引き開始直後にほぼ全面安になり、日経平均株価は一時、400円以上値下がりして、取り引き時間中としておよそ1か月半ぶりに2万1000円を下回りました。
その後は買い戻しの動きも出ましたが、日経平均株価の14日の終値は、13日より124円5銭安い2万1067円23銭と、10連休を挟んで7営業日連続の値下がりになりました。7営業日連続の値下がりは平成28年以来、3年ぶりです。
また、東証株価指数=トピックスは、6.16下がって1534.98。
1日の出来高は17億3388万株でした。
市場関係者は「アメリカと中国が互いに関税の引き上げを公表し対立が激化していることに加えて、内閣府が発表した先月の景気に関する調査結果が良くなかったと受け止められたことも株安につながった。トランプ大統領が交渉を楽観しているという趣旨の報道も伝えられたが、投資家は貿易交渉への慎重な姿勢を崩していない」と話しています。
-- NHK NEWS WEB