東京のガス会社、日本瓦斯は、製造した卓上ガスコンロ用のカセットボンベからガスが漏れるおそれがあるとして、およそ500万本を自主回収すると発表しました。
東京のガス会社、日本瓦斯が自主回収するのは、「RF」という文字を含む8種類、「ジョイ」またはアルファベットで「JOY」の文字を含む6種類、「ハローズ」という文字を含む1種類の、合わせて15種類のうち、平成23年12月以降に製造したガスボンベです。また、同じ時期に他社のブランドとして製造した「COOPボンベ」と「プロリーブ」という2種類のボンベも回収し、合わせておよそ500万本となります。
これらの製品は、卓上のガスコンロにセットした際、わずかにガスが漏れ、事故につながるおそれがあるということです。去年10月とことし1月にガス漏れの指摘があり、製品を分解して調べたところ、ボンベのコンロとの接続部分の近くに小さな亀裂が入っている場合があることがわかり、自主回収を決めたということです。
これまでのところ、事故につながった事例はなく、コンロにセットしないかぎり、ガスが漏れるおそれはないということです。
日本瓦斯は、今週中に回収を始める予定です。問い合わせは、電話番号0120−469−079で、毎日、午前9時から午後9時まで受け付けています。
-- NHK NEWS WEB