新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」をめぐる騒動が続く中、メンバーの山口真帆さんが18日夜、新潟市で行われた公演を最後にグループを卒業しました。
「NGT48」をめぐっては、山口真帆さんの自宅にファンが押しかけてトラブルになったことがことし1月に明らかになり、山口さんは先月、およそ3か月ぶりに出演した公演の中でグループを卒業することを明らかにしました。
18日夜、新潟市で行われた卒業公演に、一緒にグループを卒業することを決めた長谷川玲奈さんと菅原りこさんとともに出演しました。
3人はゲストとして参加したほかのメンバーも交えて2時間余りにわたって歌などのパフォーマンスを披露し、「NGT48」などの総合プロデューサーを務める秋元康さんが18日の公演のために作ったという歌を声を詰まらせながら歌いました。
最後にそれぞれファンヘメッセージを送り、山口さんは今後の具体的な活動については触れませんでしたが「ファンの皆さんに出会え、みんなに愛してもらえて幸せな3年半でした。また皆さんに会えるように自分の人生をしっかり強く歩んでいろんな人に元気を与えられる人になりたいと思います」と感謝の思いを述べました。
山口さんはこれまで運営会社の「AKS」が、ファンとのトラブルに対して納得のいく十分な対策をとらなかったなどとツイッターなどで批判してきましたが、18日の公演では言及しませんでした。
-- NHK NEWS WEB