教育サービス大手のベネッセコーポレーションは、乳幼児向けに販売していたおもちゃつきの絵本でネコの形をしたおもちゃの部品が外れ、誤って飲み込むおそれがあるとして、販売した5500個を自主回収すると発表しました。
自主回収するのは、ベネッセコーポレーションが去年11月から全国の書店などで乳幼児向けに販売していたおもちゃつきの絵本、「脳がすくすく!ふりふりねこちゃん」です。
この絵本にはネコの形をしたおもちゃがついていて、肉球部分にあたるゴム製の操作ボタンを押すとネコの鳴き声などが流れますが、発表によりますとボタンをかじるなどすると本体から外れ、誤って飲み込むおそれがあるということです。
これまでのところ、事故は報告されていないということですが、会社によりますと、今月24日に商品を買った客から「部品が取れてしまい、子どもが口の中に入れた」という連絡があったことから、販売した5500個の自主回収を決めたということです。
ベネッセは購入した客に代金を返金する方針で「お客様や関係者に大変なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわびします」としています。
問い合わせ先は、フリーダイヤル、0120−332−858で、祝日を除く月曜から土曜までの午前10時から午後6時まで受け付けています。
-- NHK NEWS WEB