赤ちゃんとその保護者を地域で温かく見守る環境を整えていこうと、東京 世田谷区は、赤ちゃんのイラストに「泣いてもいいよ」というメッセージを添えたステッカーを配布するプロジェクトを始めることになりました。
東京 世田谷区は、電車やバス、飲食店などで赤ちゃんが泣いても温かく見守ろうという運動と連携して「世田谷版WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を始めることになりました。
プロジェクトでは、赤ちゃんのイラストに「泣いてもいいよ」と呼びかける吹き出しを描いたステッカーを作り、来月上旬から児童館やまちづくりセンターなど区の施設で配布を始めます。
ステッカーは、スマートフォンにも貼れる縦4センチ、横5センチほどの大きさで、さりげなくメッセージを伝え、赤ちゃんが泣き出した場合でも保護者の心理的な負担を和らげようというねらいです。
都内の自治体でWEラブ赤ちゃんプロジェクトを進めるのは世田谷区が初めてで、今後、趣旨に賛同する企業や団体を募り、ステッカーを配布してもらったり、プロジェクトのポスターを貼ってもらったりして、協力の輪を広げていくことにしています。
世田谷区は「地域で子育てを一緒に見守っていくよう呼びかけていき、お父さんお母さんが安心して子どもを育てられる町づくりを進めたい」としています。
-- NHK NEWS WEB