福岡空港の運営会社が、G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議に向け警備強化を呼びかける際、ドアの暗証番号が書かれた文書を誤って報道各社にファックスで送っていたことが分かりました。このドアから直接、制限区域には入れないということですが、会社は暗証番号を変更したうえで再発防止に努めたいとしています。
福岡空港を運営する「福岡国際空港」によりますと、来月、福岡市で、G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が開かれることから、20日夜、旅客ターミナルに入居する店舗などに対し、警備強化を呼びかける文書をファックスで送ろうとしました。
その際、担当者が送信先を誤り、報道各社に一斉送信したということです。文書には、店のバックヤードに通じる合わせて10か所のドアの暗証番号やドアの位置を示した図面が含まれています。
このドアから直接、制限区域には入れないということですが、会社は暗証番号を変更したうえで再発防止に努めたいとしています。
-- NHK NEWS WEB