アメリカ政府の規制によって中国の通信機器大手、ファーウェイとのビジネスに影響が広がっています。日本の格安スマホの「mineo」と「LINEモバイル」は、24日に予定していたスマホの新機種の発売を延期することを決めました。
格安スマホの「mineo」を展開する「オプテージ」と、「LINEモバイル」は、24日に予定していたファーウェイのスマホ新機種「P30シリーズ」など3機種の発売を延期したということです。
この問題をめぐっては、アメリカ政府の規制でアメリカ企業が中国のファーウェイに部品を販売するのが禁止されたことで半導体などの調達が難しくなる可能性が指摘されているほか、スマホに使われているグーグルの基本ソフト「アンドロイド」などについても新製品への提供が停止される可能性が指摘されています。
販売延期の理由について、両社は、ユーザーからの不安が多いことや、利用に影響がないかを確認する必要があるとしています。
ファーウェイ製のスマホをめぐっては、KDDIとソフトバンク、それに楽天モバイルなども相次いで発売の延期を決めています。
-- NHK NEWS WEB