24日夕方、滋賀県内の名神高速道路で、観光バスなど車4台が絡む事故があり、これまでに15人がけがをして病院に搬送され、警察によりますと、このうち成人の女性と子どもが意識不明の重体だということです。
24日午後4時20分ごろ、滋賀県草津市の名神高速道路の上り線で、観光バスが同じ方向に走っていた車に衝突するなど、車4台が絡む事故がありました。
消防によりますと、これまでにバス以外の車に乗っていた合わせて15人がけがをして病院に搬送されたということです。
警察によりますと、このうち成人の女性と小学生くらいの子どもが意識不明の重体だということです。
警察は、観光バスを運転していた大阪 八尾市の鈴木武容疑者(52)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、詳しい状況を調べています。
この事故の影響で、名神高速道路は、京都東インターチェンジと草津ジャンクションの間の上り線で午後5時前から通行止めとなっています。
東京 新宿に本社がある観光バスの運営会社「WORLD CABIN」によりますと、事故に関係したバスは中国からの観光客を乗せて運行していたとみられるということです。
乗車していた人数や目的地などの詳しい情報は入っていないということです。
-- NHK NEWS WEB