環境などに配慮した消費の大切さについて積極的に発言を続けているモデルの冨永愛さんが、消費者庁の広報大使、アンバサダーに就任しました。
環境や社会貢献に配慮した製品を選んで買い求めることは、「エシカル消費」と呼ばれ、近年、注目が集まっています。
この大切さについて積極的に発言を続けているモデルの冨永愛さんが、消費者庁のアンバサダーに就任することになり、27日、東京 千代田区で開かれたシンポジウムで、消費者庁の岡村和美長官から委嘱状が手渡されました。
この後のパネルディスカッションで冨永さんは「エシカル」なものが欲しくてもどこに売っているか分からなかった経験を紹介し、企業にも情報発信の仕方を工夫してほしいと訴えました。
冨永さんは今後、イベントやSNSなどを通じて、「エシカル消費」や、貧困の撲滅などを目指す国連のSDGs=「持続可能な開発目標」の大切さを発信するということで、「まずは『エシカル』や『SDGs』とは何かを知ってもらえるよう私も勉強しながら伝えていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB