長崎空港を拠点とする航空会社オリエンタルエアブリッジの同じ旅客機で27日、機器のトラブルが3回相次いで3便が欠航し、国土交通省は整備作業を検証するよう会社に指導しました。
国土交通省によりますと、27日、オリエンタルエアブリッジが運航する福岡空港発離島の福江空港行きのボンバルディアDHC8型機で、電波で高度を測定する機器に不具合が生じ、行き先を長崎空港に変更しました。
旅客機は部品を交換したあと壱岐空港行きの便として運航されましたが、今度は、地面に接近した際に警報を出す装置に不具合が生じ長崎空港に戻りました。さらに整備したあと壱岐空港に向かいましたが、再び同じ不具合が起こり引き返し、一連のトラブルで3便が欠航しました。
国土交通省は会社に対して整備作業が適切だったか検証し、原因を詳しく調べるよう指導しました。
-- NHK NEWS WEB