大手回転寿司チェーンの「くら寿司」でアルバイトの従業員がごみ箱に捨てた魚の切り身をまな板に置く動画がツイッターに投稿され、警察は高校生など少年３人を偽計業務妨害の疑いで書類送検しました。
この動画は大阪 守口市にある「くら寿司」の調理室で撮影され、ことし２月にツイッターに投稿されました。
アルバイトの従業員が「これは捨てます」と言いながら魚の切り身をごみ箱に捨て、その後、取り出してまな板に置く様子が写っています。
会社の被害届を受けて警察が捜査したところ、アルバイトの従業員だった17歳の高校生と19歳の元専門学校生が撮影した動画を知り合いの別の高校生が投稿したことが分かったということです。
ごみ箱に捨てた切り身は客には提供されなかったということですが、警察は店の衛生管理について誤解を与える情報を流し営業を妨害したとして、３人を偽計業務妨害の疑いで書類送検しました。
捜査関係者によりますと、元専門学校生は「仲間うちで楽しむつもりだった」と話しているということです。
アルバイトの従業員などが不適切な動画を投稿するこうした行為はバイトテロとも呼ばれ問題になっていますが、当事者が書類送検されるのは異例です。
-- NHK NEWS WEB
