31日の東京株式市場は、トランプ大統領の排他的な政策への警戒感を背景に30日のニューヨーク市場でダウ平均株価が下落した流れを受け継いで、幅広い銘柄に売り注文が広がり、株価は大きく値下がりしています。
市場関係者は「30日のニューヨーク市場では、トランプ大統領が中東やアフリカの7か国の人の入国を一時的に禁止するなどした、排他的な政策が企業活動に及ぼす影響が懸念され、ダウ平均株価がことし最大の下げ幅となった。東京市場でも、この流れを受け継いで幅広い銘柄に売り注文が出ている。また、外国為替市場で円高ドル安が進んだことも、株価を押し下げている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB