ことし7月の電気料金は、原油価格の上昇を受けて大手10社のうち4社が値上げすることになりました。
大手電力会社の発表によりますと、ことし7月の電気料金は使用量が平均的な家庭で、前の月と比べて北海道電力が37円、沖縄電力が26円、北陸電力が15円、四国電力が8円の値上げになります。
この4社は石油火力の割合が比較的高く、国際的な原油価格が上昇したことが要因です。
一方で、天然ガスや石炭の輸入価格が下落したことから、5社が電気料金を値下げします。
中部電力が60円、東京電力と関西電力が34円、東北電力が23円、九州電力が12円の値下げになります。
中国電力は横ばいでした。
また、7月のガス料金は、天然ガスの輸入価格の下落で大手4社すべてが値下げします。
使用量が平均的な家庭で、東邦ガスが60円、東京ガスが55円、大阪ガスが54円、西部ガスが42円の値下げになります。
-- NHK NEWS WEB