30日、島根県益田市で登校中だった児童1人と付き添いの73歳の男性が酒気帯び運転の軽トラックにはねられた事故で、病院で手当てを受けていた男性が31日朝、死亡しました。逮捕された62歳の運転手は酒を飲んで運転したことを認めているということで、警察は事故前の飲酒の状況などをさらに調べています。
30日午前7時すぎ、島根県益田市久々茂町の国道191号線で、横断歩道を渡っていた小学生などの列に軽トラックが突っ込み、3年生の男の子(9)と付き添っていた近くの三原董充さん(73)の2人がはねられました。
警察によりますと、この事故で、男の子が腕などに軽いけがをしたほか、三原さんが頭を強く打って病院で手当てを受けていましたが、三原さんは31日朝になって死亡したということです。
酒気帯び運転などの疑いでその場で逮捕された益田市の会社員、山口伊佐男容疑者(62)は、警察の調べに対し、酒を飲んで運転したことを認めているということです。
警察は、事故前の飲酒の状況などをさらに調べています。
-- NHK NEWS WEB