31日の東京外国為替市場は、アメリカのトランプ大統領が中東やアフリカの7か国の人の入国を一時的に禁止する排他的な政策に対する警戒感から比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが広がり、円相場は大きく値上がりしています。
市場関係者は「トランプ大統領が進める排他的な政策に対して企業の経営者からも非難の声があがっていて、世界経済に及ぼす影響への警戒感から投資家の間ではリスクを避ける動きが強まり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB