4日午後、相模原市の金属加工などを行う工場から火が出て、警察によりますとこれまでに男性1人が軽いけがをしたということです。現場付近では刺激臭がしているということで、警察が近くの住民などに避難を呼びかけています。
4日午後3時すぎ、相模原市中央区小町通で、「工場で爆発音がして火が出ている」と消防に通報がありました。消防車など26台が出て消火にあたっていますが、消防によりますと午後5時半の時点で周囲に燃え広がるおそれはほぼないものの、火は消し止められていないということです。
警察によりますと、この火事で、これまでに50代の男性1人が軽いやけどをして病院に搬送されたということです。
午後4時ごろにNHKのヘリコプターから撮影した映像では、工場から灰色の煙が立ち上り周辺の住宅地に広がっている様子が確認できます。
警察によりますと、現場では刺激臭がしているということで、警察は近くの住民などに避難を呼びかけています。
火が出たのは「東栄電化工業」の工場で、会社のホームページによりますと金属加工などを行っているということです。
現場は相模原市役所から西に1.5キロほど離れた場所で、周辺には住宅や工場が建ち並んでいます。
-- NHK NEWS WEB