7日朝、千葉市美浜区の海浜幕張駅前の歩道にタクシーが突っ込みました。けが人はいませんでしたが、警察によりますと80歳の運転手は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
7日午前6時半ごろ、千葉市美浜区の海浜幕張駅の南口で、「タクシーが歩道に突っ込んだ」と通りかかった人から通報がありました。
警察によりますと、タクシーは駅前で客待ちをしていましたが、急発進してフェンスを押し倒し歩道に乗り上げたあと、工事のために設置されていた塀にぶつかって止まったということです。
この事故でけが人はいませんでした。
警察の調べに対し、80歳の運転手は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
タクシー会社によりますと、この運転手はほかの会社を含めて数十年タクシー運転手の経験があり、6日午後8時から7日午前8時まで勤務し、休憩も取っていたということです。また、ことし4月の健康診断の際に異常はなく、持病もなかったということです。
会社は「関係者や一般の人に不安を与えて申し訳ない」などと話しています。
現場の海浜幕張駅前は、近くに「幕張メッセ」や商業施設などが集まり、ふだんは多くの人でにぎわう場所で、警察が当時の状況を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB