ロシアの北極圏で開発が進む大型のLNG=液化天然ガスの開発事業に、大手商社の「三井物産」などが参加する方向で最終的な調整に入りました。北極海を通る新たなルートでLNGをアジアに供給することも検討されています。
このLNGの開発事業は、ロシアの民間ガス大手の「ノバテク」が北極圏のヤマル半島付近で進めていて、おととし12月、第1期の生産が開始されました。
2023年ごろの生産開始が予定される第2期の総事業費は、日本円で3兆円規模とされ、フランスのエネルギー大手「トタル」や中国の企業も出資を決めています。
-- NHK NEWS WEB