19日のニューヨーク株式市場は、FRB=連邦準備制度理事会の決定は予想の範囲内だとして、引き続き利下げへの期待からダウ平均株価は小幅ながら値上がりしました。
19日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて38ドル46セント高い2万6504ドルでした。
この日は、取り引き時間中にFRBの決定が伝わると、一時、売り買いが交錯しましたが「景気が減速する可能性が高まれば利下げも辞さない」というFRBの姿勢は予想の範囲内だとして、その後は買い注文が先行して取り引きを終えました。
市場関係者は「利下げの時期は明確にならなかったが、金融当局が緩和の姿勢に転換したことで買い注文につながった。市場には来月の利下げ決定への期待が根強いが、今後は景気動向を示す経済指標の内容などを注視していくことになる」と話しています。
-- NHK NEWS WEB