トランプ大統領が無人偵察機を撃墜したイランへの報復攻撃の中止を指示した一方で、アメリカ軍がイラン軍のミサイルシステムなどを狙ってサイバー攻撃を実施したとアメリカの複数のメディアが22日、伝えました。
アメリカの有力紙、ワシントン・ポストによりますと、今回のサイバー攻撃はアメリカ国防総省が今月13日に2隻のタンカーが攻撃された事件を受けてトランプ大統領に提案したということです。
攻撃はアメリカ軍のサイバー部隊が実施し、イラン軍のミサイルやロケットに関わるシステムに打撃を与えたということです。
一方、アメリカ国土安全保障省は22日、声明を発表し、「サイバー空間でイランからアメリカの企業や政府機関に対する悪意ある活動が増加している」と明らかにし、イランからのサイバー攻撃への警戒を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB