「ブリヂストンサイクル」と「ヤマハ発動機」は、合わせて343万台の自転車のリコールを経済産業省に届け出ました。
走行中に誤ってハンドルがロックされる不具合が見つかったということです。
発表によりますと、リコールの対象となるのは、後輪の鍵をかけるとハンドルも同時にロックされるタイプの自転車と電動アシスト自転車です。
「ブリヂストンサイクル」が2003年9月から2015年5月までに製造した316万台、「ヤマハ発動機」がブリヂストンに2004年10月から2015年1月まで製造を委託した27万台で、合わせて343万台です。
経済産業省によりますと、ハンドルをロックする部品のケースの破損などが原因で走行中に誤ってハンドル操作ができなくなる不具合が発生し、これまでに骨折などのけがが3件確認されているということです。
経済産業省や消費者庁では、ハンドルをロックする部品のケースが破損している場合には、すぐに自転車の使用をやめ、メーカーに連絡してほしいと呼びかけています。
問い合わせ先は、ブリヂストンサイクルが0120−502−092、ヤマハ発動機が0120−801−309で、それぞれ毎日、午前9時から午後6時まで受け付けています。
-- NHK NEWS WEB