24日夜、名古屋市北区の路上で40代の会社員2人が刃物で刺されて死亡し、近くに住む男が殺人の疑いで逮捕された事件で、2人は腹や胸などを執ように刺されていたことがわかり、警察が事件に至った詳しいいきさつを調べています。
24日夜10時半ごろ、名古屋市北区西味鋺の路上で近くに住むビルメンテナンス会社の社員、赤松英司さん(41)と同僚で愛知県大府市の小笠原智之さん(44)が刃物で刺されて死亡し、警察は、近くに住む無職の佐藤俊彦容疑者(38)を、小笠原さんをナイフで刺して殺害した疑いで逮捕しました。
調べに対し、佐藤容疑者は黙秘しているということです。
警察によりますと、亡くなった2人の死因は出血性ショックでしたが、赤松さんは腹など上半身に数か所、小笠原さんは胸など数か所にナイフによる刺し傷があり、いずれも執ように刺されたとみられるということです。
現場近くでは、事件の直前に2人が佐藤容疑者と口論しているのが目撃されていて、警察はトラブルがあったとみて、事件に至った詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB