特産のねぎをつけ込んで出る独特のにおいが人気の「ねぎ焼酎」の販売がことしも奈良県内で始まりました。
「ねぎ焼酎」は奈良県川西町の商工会が地元特産のねぎ「結崎ネブカ」をPRしようと老舗の酒造会社と一緒に開発しました。
ベースとなる米焼酎にねぎをつけ込んだ「ねぎ焼酎」は、独特のにおいが人気を呼び、初めて販売した去年は、720ミリリットル入りの瓶400本が2か月足らずで売り切れました。
酒造会社はことしは去年の2倍の量を仕込み、奈良市や川西町など県内3か所で、このほど販売が始まりました。
酒造会社の八木宣樹専務は「売り出した当初は、においが好きな人と嫌いな人に分かれると思っていましたが、興味を持ってくれる方がこんなに多いとは思いませんでした。焼き鳥やすき焼きなど、ねぎと合う料理にぴったりなのでぜひ試してほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB