名古屋市の路上で会社員2人が刃物で刺されて死亡し、近くに住む男が殺人の疑いで逮捕された事件で、被害者の一人が男に声をかけ、その後、口論に発展していたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は日常的にトラブルがなかったか詳しいいきさつを調べています。
24日夜、名古屋市北区西味鋺の路上で近くに住むビルメンテナンス会社の社員、赤松英司さん(41)と同僚で愛知県大府市の小笠原智之さん(44)が刃物で刺されて死亡しました。
警察は、赤松さんのマンションの向かいに住む無職の佐藤俊彦容疑者(38)を、小笠原さんを殺害した疑いで逮捕し、26日、検察庁に送りました。
これまでの調べによりますと、赤松さんと小笠原さんは飲食店で食事をした帰りで、捜査関係者によりますと、赤松さんが自宅にいた佐藤容疑者に向かって声をかけ、その後、口論に発展したということです。
近所の人によりますと、赤松さんは地域の自治会の役員を務めていたということで、警察は日常的にトラブルがなかったか詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB