家に現金があるか尋ねる「アポ電」のあとに押し入る手口の強盗事件で起訴された男らがマンションの部屋に盗みに入ったとして逮捕された事件で、ほかの部屋には玄関から外の様子をうかがうドアスコープにシールが貼られていたことが捜査関係者などへの取材で分かりました。警視庁は盗みに入る姿をほかの住民に見られないようにしたとみて調べています。
「アポ電」のあとに押し入る手口の強盗事件で起訴された須江拓貴容疑者(22)や小松園竜飛容疑者(28)らは、ことし1月、東京 中央区のマンションにある会社事務所に侵入して金庫を盗んだとして、埼玉県の大竹純平容疑者(26)らとともに逮捕され、27日検察庁に送られました。
警視庁は大竹容疑者が被害者の資産状況などの情報を実行犯に流したとみて調べていますが、その後の調べで、会社事務所と同じフロアにあるほかの部屋には、玄関から外の様子をうかがうドアスコープにシールが貼られ、外が見えなくなっていたことが捜査関係者などへの取材で分かりました。
同じフロアには会社事務所を含めて6部屋あり、シールは前日から貼られていたとみられるということです。
警視庁は盗みに入る姿をほかの住民に見られないようにしたとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB