神奈川県平塚市の海岸で女性の遺体が見つかった事件で、遺体は川崎市に住む26歳の女性と分かり、警察は27日夜、自首してきた26歳の夫を、遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。殺害や遺体の切断についても認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
27日午前８時半ごろ、平塚市高浜台の海岸で、太ももから下の部分がなく、衣服を身につけていない若い女性の遺体が見つかり、警察が確認を進めた結果、女性は川崎市宮前区に住む会社員の平楓吹さん（26）と分かりました。
警察によりますと27日夜、川崎市内の警察署に平さんの夫で会社員の聖也容疑者（26）が自首し、「遺体を海に遺棄した」などと話したということで、警察は平塚市の海に遺体を遺棄した疑いで逮捕するとともに、28日午後、自宅を捜索しました。
28日朝６時前には、現場近くで新たに楓吹さんのものとみられる片足が見つかったということです。
調べに対し聖也容疑者は容疑を認め「スーツケースに遺体を入れて、自宅から車で運んで遺棄した」と供述しているということです。
また、逮捕前の任意の調べに対し「妻の他人を見るような目に耐えきれなかった」などと話していたということです。
楓吹さんを殺害したことや足を切断したことも認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB
