半導体メーカー 東芝メモリは、三重県の四日市工場で今月起きた停電の影響で今も一部の生産ラインが停止していることについて、来月中旬までにほぼすべての製造装置が再稼働できる見通しだと明らかにしました。
東芝メモリの四日市工場は、今月15日に四日市市で起きた大規模な停電の影響で今も一部の生産ラインが停止しています。
会社の発表によりますと、工場内の製造装置の検査を進めたうえで来月中旬までにほぼすべての装置が再稼働できる見通しになったということです。
一方で、工場がフル稼働に戻るまでにはしばらく時間がかかる見込みだとしていて、それまでの間は出荷の不足分を在庫などで賄う方針です。
また、工場を共同で運営しているアメリカのウエスタンデジタルも、今回の停電で自社の生産に影響が出ているとしていて、ことしの9月末までに通常の生産に戻したいとしています。
-- NHK NEWS WEB