IT大手のヤフーは、利用者どうしが品物を売買するフリマアプリの分野にことし秋に参入すると発表しました。最大手のメルカリや楽天などとの競争が激しくなりそうです。
発表によりますと、ヤフーは、個人間で中古品などを売買する専用のアプリをことしの秋に立ち上げるということです。
アプリはヤフーがソフトバンクと共同で設立したスマホ決済サービスの名前をとって「PayPayフリマ」とし、フリマアプリで品物を売買する際にPayPayで決済できるようにするということです。
経済産業省の調査によりますと、去年のフリマアプリの市場規模はおよそ6400億円と、前の年に比べて32%増えているということで、ヤフーはこれまで展開してきたオークションサイトとは別に、成長が期待できるフリマアプリを通じた個人間の取り引きでも収益を伸ばしたいというねらいがあります。
この分野では最大手のメルカリや楽天などがすでに利用者を伸ばしていて、ヤフーの参入で競争が激しくなりそうです。
-- NHK NEWS WEB