この夏、海外旅行に出かける人は299万人と過去最高を更新するという見通しを大手旅行会社がまとめました。
大手旅行会社「JTB」がツアーの予約状況などを基に推計したところによりますと、今月15日から来月31日までに海外旅行に出かける人は299万人と予想され、去年の同じ時期を3.5%上回って、過去最高を更新する見通しです。
来月は、お盆の時期の前に「山の日」を含む3連休があり、長期の休みを取る人が多いと見込まれることや、航空各社がアメリカやヨーロッパ向けなどの便数を増やしていることを理由に挙げています。
また、航空運賃や宿泊代、食費など海外旅行にかける費用は、1人当たりの平均で22万7700円と、去年より6.2%増えると見込まれています。
JTBは「8泊以上の長期旅行が大幅に増加するとみられ、特にヨーロッパなど遠方を旅行する人が多くなると予想している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB