4日公示された参議院選挙の期日前投票が5日から全国で始まり、今月21日の投票日に仕事などで投票に行けない有権者が、早速1票を投じています。
4日公示された参議院選挙には、合わせて370人が立候補し、10月の消費税率引き上げの是非や年金制度、それに憲法改正などをめぐって論戦が本格化しています。
こうした中、今月21日の投票日に仕事や旅行などで投票に行けない有権者を対象にした期日前投票が5日から全国で始まりました。
このうち、名古屋市の千種区役所に設けられた投票所には、有権者が次々と訪れ、投票用紙を順番に受け取って選挙区と比例代表の投票箱にそれぞれ1票を投じていました。
前回 3年前の参議院選挙では投票者全体の27.5%に当たる、およそ1598万人が期日前投票を行いました。
今回の選挙では、より多くの人に利用してもらうため、市役所などの公共施設のほか大学に100か所、ショッピングセンターにおよそ300か所、それに駅の構内に10か所、期日前投票所が設置されます。
また、平日仕事がある人も利用しやすいよう、およそ160か所で投票の開始を午前8時半より前に早めたり、終了を午後8時以降に延長したりするということです。
参議院選挙の期日前投票は、5日から投票日前日の20日まで行われます。
-- NHK NEWS WEB