日立製作所は、一部のコードレス掃除機が充電中に発火するおそれがあるとして製品の使用を中止するよう呼びかけるとともに、およそ5万台を回収するなど無料で修理すると発表しました。
日立製作所によりますと充電中に発火するおそれがあるのは、去年8月から先月までに生産した「コードレススティッククリーナー」で型式は「PVーBF700」です。
会社によりますと先月から今月にかけて、製品を買った複数の人から充電中に掃除機の一部が焼け焦げたという連絡があったということで回収して調べたところ、充電を制御するシステムに不具合が見つかったということです。
これまでに、けがをした人はいないということです。
日立製作所は、製品の使用を中止するよう呼びかけるとともに、これまで生産した4万9520台を無料で修理することにしていて、回収したり顧客の自宅を訪問したりするとしています。
連絡先の電話番号は0120ー8783ー53、ファックス番号は0120−8783−63で、来月までは午前9時から午後7時まで受け付け、9月以降は平日の午前9時から午後5時まで受け付けるということです。
日立製作所は「お客様に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB