11日のニューヨーク株式市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が今月、利下げに踏み切るとの見方が強まり、ダウ平均株価は初めて2万7000ドルを超え、最高値を更新しました。
11日のニューヨーク株式市場は取り引き開始直後から買い注文が出て、ダウ平均株価が初めて2万7000ドルを突破しました。
結局、ダウ平均株価は前の日に比べて227ドル88セント高い、2万7088ドル8セントで取り引きを終え、最高値を更新しました。
FRBのパウエル議長が前日の10日、景気の減速を防ぐために利下げに踏み切る可能性を示唆し、投資家の間では今月下旬の会合で利下げが行われるという期待が強まっています。
市場関係者は「市場では利下げはほぼ確実という雰囲気が広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB