13日午後、長野県松本市の国道で観光バスと乗用車が衝突し、警察によりますと、合わせて21人が病院に搬送され手当てを受けました。このうち乗用車を運転していた50代とみられる男性が意識不明の重体だということです。
13日午後0時半ごろ、長野県松本市安曇の国道158号で、観光バスと乗用車が衝突しました。警察によりますと、この事故で乗用車を運転していた50代とみられる男性が意識不明の重体となっているほか、助手席に乗っていた50代の女性も大けがをして市内の病院に搬送されて手当てを受けています。
また、観光バスには男女合わせて41人の乗客が乗っていて、このうち19人が首の痛みなどを訴えて市内の病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。
観光バスは、茨城県ひたちなか市の会社が所有していて、会社によりますと13日朝、茨城県を出て、1泊2日の予定で長野県に向かっていたということです。
現場は、北アルプスの山々を望む松本市の上高地に通じる片側1車線の道路で、警察によりますと、3連休の初日ということもあって当時、多くの車が通行していたとみられるということです。警察は事故の状況を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB