Jリーグと巨額の放映権契約を結んだ動画配信大手、パフォームグループの「DAZN」(ダ・ゾーン)が今月開幕するリーグ戦を前に、プレシーズンマッチ2試合について、スマートフォンなどで中継の配信サービスを行いました。
Jリーグは今シーズンからイギリスの動画配信大手、パフォームグループと10年間で総額およそ2100億円の放映権契約を結び、配信サービス「DAZN」でJ1からJ3までのリーグ戦すべての試合を中継し、配信された映像はスマートフォンやテレビなどで見ることができます。
今月開幕するリーグ戦を前に、「DAZN」は先月から、Jリーグのプレシーズンマッチの中継配信をスタートしていて、2日は、宮崎市で行われた2試合を配信しました。
J1のリーグ戦については、昨シーズンまでの基本だったカメラ6台より3台多い9台を使って中継し、さまざまな角度からプレーを撮影して配信する予定で、2日の試合でもリーグ戦と同じ台数で中継が行われました。
「DAZN」の技術総責任者、ドム・ウェッジウッド氏は「新たな映像配信がJリーグの魅力をさらに高める第1歩で、大成功すると思う」と自信をみせていました。
また、Jリーグの村井満チェアマンは「いつでも何度でも試合が見られるようになり、サッカーファンのニーズに今まで以上に貢献できると思う」と話していました。
-- NHK NEWS WEB