アメリカのハガティ駐日大使が、来年行われる上院議員選挙に立候補する見通しとなるなか、アメリカ大使館はハガティ氏が今月後半に大使を辞任すると発表しました。
アメリカ大使館は16日、ハガティ駐日大使が今月後半に辞任すると発表しました。
辞任の理由は明らかにしていませんが、トランプ大統領は12日、ツイッターでハガティ氏が来年の上院議員選挙に出身地の南部テネシー州から立候補する見通しを明らかにしています。
ハガティ氏は2017年8月に駐日大使として着任していて、およそ2年、大使を務めて離任することになります。
ハガティ氏は経営コンサルタント会社での勤務を経て、1991年からブッシュ政権でホワイトハウスのスタッフを、2011年からはテネシー州の経済開発長官を務め、通商政策に精通していると言われています。
また前回2016年の大統領選挙のあとにはトランプ氏の政権移行チームに入り大統領に近い人物としても知られていてます。
ハガティ氏の辞任後は、ヤング首席公使が臨時代理大使を務めるということですが、今後はトランプ大統領が後任の大使に誰をいつ指名するかが焦点となります。
-- NHK NEWS WEB