国連が定めた持続可能な開発目標の実現に向けた日本の活動をPRするイベントがニューヨークの国連本部で開かれ、日本の人気キャラクターの「ハローキティ」も参加して、日本企業による最新のリサイクル技術などを国連関係者らに紹介しました。
これは2030年までに貧困や飢餓の撲滅などを達成する国連の持続可能な開発目標=SDGsに対する日本の取り組みをPRしようと、日本の国連代表部が16日、国連本部のロビーで開きました。
ロビーに設置されたパネルでは、プラスチックの代わりに植物油から生成した素材で作った食器やレジ袋を開発した企業や、アフリカの農村部での飲料水確保のため下水処理機器を搭載したトラックを投入している企業の活動などが紹介されました。
また会場には日本の人気キャラクター「ハローキティ」も登場し、各国の国連関係者を前にSDGsを応援する歌を歌って盛り上げました。
国連では、この日からSDGsの達成状況を話し合う国際会議が始まっていて、日本の別所国連大使は「日本が一丸となってSDGsに取り組んでいることを世界に訴えたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB