7月17日は世界絵文字デーです。20年前に日本で生まれ、スマートフォンの普及とともに世界に広がった絵文字を記念する動きが相次いでいます。
世界絵文字デーは17年前の7月17日にアメリカの大手IT企業アップルが絵文字に関わるアプリを発表したことにちなんだもので、絵文字の検索サイトを運営する団体「エモジペディア」が5年前から始めました。
絵文字デーを迎え、ツイッター上では絵文字の歴史を振り返ったり、絵文字の誕生を祝ったりする投稿が相次いでいます。
またアップルは16日、ことしの秋からiPhoneで採用する絵文字をホームページ上で公開しました。
このうち2人の人が仲よく手をつないでいる絵文字では、これまでの同性どうしの絵文字に加えて、新たに肌の色が違う同性の人どうしのものも選ぶことができるようになっています。
また補聴器のほか義足や義肢の絵文字も今回登場し、全体として社会の多様性を尊重し、より多くの人が自分らしさを表現しやすくなっています。
絵文字は平成11年にNTTドコモのiモードで初めて使われ、その後、スマートフォンの普及とともに世界中に広がりました。
今では各国のアーティストやアスリートも絵文字を使った発信を続けていて、絵文字は人々の表現を豊かなものにしています。
-- NHK NEWS WEB