世界最大の自動車市場中国で電気自動車の販売を拡大させるためトヨタ自動車は、中国最大手のメーカーと電気自動車を共同開発することで合意しました。2020年代前半に中国市場への投入を目指すとしています。
トヨタが共同で開発するのは、中国最大手の電気自動車メーカー「BYD」です。
発表によりますと、両社は共同でセダンとSUV=多目的スポーツ車2車種の電気自動車を開発し、2020年代前半にトヨタブランドの車として中国市場への投入を目指すとしています。
またBYDは、電池の開発も行っていることから電気自動車やプラグインハイブリッド車など電動車向けの電池についても共同で開発を進めるということです。
世界最大の自動車市場中国では、政府が環境対策や新たな産業を育成するため電気自動車などの普及を後押ししていて、トヨタも来年から電気自動車を本格的に販売する計画です。
トヨタは、中国の大手電池メーカー「CATL」と電動車向けの電池を共同で開発することも明らかにしていて、現地企業との提携を通じて中国での販売を拡大させる方針です。
-- NHK NEWS WEB