安倍政権の評価などが問われた第25回参議院選挙は21日投票日を迎え、このあと午前7時から全国およそ4万7000か所の投票所で投票が始まりました。
今回の参議院選挙は前回より定数が3増え、選挙区74、比例代表50の合わせて124の議席に対し、370人が立候補しています。
投票は、20日までに繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除き、全国およそ4万7000か所の投票所で午前7時から始まりました。
6年半におよぶ安倍政権の評価が問われた今回の選挙戦では、年金制度や10月の消費税率引き上げの是非、それに憲法改正などをめぐり論戦が交わされました。
そして、与党側が安定的な政権基盤を維持できるのか、それとも、野党側が反転攻勢に向け、勢力を拡大できるのかが焦点となります。
また、自民・公明両党と、日本維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、非改選の議席を合わせ、改正の発議に必要な3分の2の議席を維持できるかどうかも焦点です。
選挙戦全体の勝敗のカギを握る定員が1人の「1人区」は32すべての選挙区で自民党の候補と野党の統一候補が対決する構図となり、1人区の勝敗も注目されます。
投票は午後8時までに締め切られ、即日開票されます。
-- NHK NEWS WEB