大阪・高槻市の倉庫でスプレー缶のガス抜き作業中に爆発が起き4人が巻き込まれた火災で、22日朝、病院で治療を受けていた男性が死亡し、この火災による死者は3人になりました。
今月6日、大阪・高槻市にある倉庫で、スプレー缶のガス抜き作業をしている際に爆発が起きて4人が火災に巻き込まれ、作業にあたっていた兵庫県尼崎市の通信販売会社、「MonotaRO」の36歳の男性社員と20代とみられる男性が死亡しました。
また、意識不明の重体となり病院で治療を受けていた男性が22日朝、死亡し、この火災による死者は3人になりました。
警察によりますと、亡くなったのは「MonotaRO」の関連会社の50代の男性とみられています。
一方、亡くなった「MonotaRO」の社員の息子で意識不明の重体だった13歳の中学1年生の男子生徒は意識が回復したということです。
倉庫では3週間ほど前からおよそ3000本のスプレー缶のガスを抜く作業をしていたということで、警察は、今月9日「MonotaRO」の本社などを業務上過失致死の疑いで捜索し、スプレー缶が持ち込まれたいきさつや安全管理について調べています。
-- NHK NEWS WEB