今月、東京・品川区の駅前の路上で帰宅途中の会社員が傘で目を突かれて失明した事件で、警視庁は40代の男が関わった疑いがあるとして、23日、任意で事情を聴いていて、容疑が固まり次第、殺人未遂の疑いで逮捕する方針です。
今月4日の夜、東京・品川区のJR目黒駅前の路上で、帰宅途中の50代の会社員の男性が男に傘で目の付近を突かれ、片方の目を失明する大けがをしました。
警視庁が駅やコンビニにある防犯カメラの映像を分析し、逃げた男の行方を捜査したところ、港区に住む40代の男が事件に関わった疑いがあることがわかり、23日朝から任意で事情を聴いていて、容疑が固まり次第、殺人未遂の疑いで逮捕する方針です。
これまでの調べで、2人は面識はなかったとみられていますが、被害者の男性は仕事帰りでタクシー待ちをしていた際、「突然、男と肩がぶつかって口論になった」と話していたということです。
警視庁は、男の事情聴取を進め、詳しいいきさつを捜査しています。
-- NHK NEWS WEB