23日午後、関西空港に到着した国際線の利用客が誤って出国エリアに入ったため、保安上の理由で一時、国際線の保安検査場の運用が止まり、国際線を利用する大勢の乗客が先に進めない状況となりました。
23日午後1時半ごろ、関西空港に到着した国際線の利用客が入国エリアに向かう途中、誤って国際線の出国エリアに入り、付近にいた航空会社の職員が気付いて引き止めました。
出国エリアには関西空港の保安検査を受けた人しか入れず、空港の運営会社は、ほかに誤って入った人がいないか確認するため、45分間にわたって国際線の保安検査場の運用を止めました。
この結果、国際線を利用する大勢の乗客が出国エリアに進めない状況となり、国際線のすべての便もこの間、出発を見合わせました。
空港の運営会社によりますと、出国エリアに入ったのは27人で、入国エリアとの間にある扉が開いていたということで、運営会社は、この扉から出国エリアに入ったものとみています。
-- NHK NEWS WEB