JT=日本たばこ産業は、「わかば」、「エコー」、「ゴールデンバット」の3つの銘柄のたばこの販売をことし10月以降、在庫が無くなりしだい終了すると発表しました。
JTによりますと販売を終了する3つの銘柄は、「旧3級品」と呼ばれ、たばこ税の軽減措置の対象だったため、ほかの紙巻きたばこより、比較的、安い価格で販売されてきました。
しかし、ことし9月末に、この軽減措置が廃止されることになったため大幅な値上げが避けられず、今のまま販売を続けることは難しいと判断しました。
一方、同じ「旧3級品」の銘柄で、沖縄県内で販売されている「うるま」については、10月以降も値上げを行ったうえで販売を続けるとしています。
会社によりますと、「ゴールデンバット」が発売されたのは、今から113年前の明治39年、「わかば」や「エコー」は、昭和40年代に発売され長年、親しまれてきましたが、令和の時代にその姿を消すことになります。
会社では、「わかば」と「エコー」に関しては、ことし9月中旬から従来の商品と近い味で価格も維持したたばこを新たに発売するということです。
-- NHK NEWS WEB