去年11月、宮崎県高千穂町の住宅で家族など6人が殺害された事件で、警察は近くの川で遺体で見つかったこの家の当時42歳の次男を殺人の疑いで書類送検しました。
この事件は去年11月、宮崎県高千穂町の農業、飯干保生さん(当時72)の住宅で、家族6人のうち、飯干さんなど5人と、この家を訪れていた知人男性の合わせて6人が殺害されているのが見つかったものです。
家族6人のうち、飯干さんの次男で会社員、飯干昌大容疑者(当時42)は住宅の近くの川で遺体で見つかり、警察では事件に関わっているとみて、捜査してきました。
その結果、飯干容疑者の服に被害者4人の血液がついていたことや、第三者の関与が認められないことなどから、24日、遺体で見つかった飯干容疑者を6人に対する殺人の疑いで書類送検しました。
容疑者を含む関係者が全員死亡しているため、動機や詳しいいきさつは解明されないまま事件の捜査は事実上終結することになりました。
-- NHK NEWS WEB