25日、愛知県美浜町の住宅で小学2年生の長女が頭から血を流して意識不明の重体で見つかった事件で、頭のけがは骨が陥没するほどの強い力が加わって生じた可能性があることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、鈍器のような物で殴られた疑いがあるとみて調べています。
25日正午すぎ、愛知県美浜町奥田にある住宅の2階の寝室で、夏休みで家にいた長女で小学2年生の戸田心海さん(7)が頭から血を流して意識不明の重体で見つかり、警察は殺人未遂事件として捜査しています。
警察によりますと、長女は両親と3人暮らしで、当時、会社員の父親は仕事で外出していて、消防に通報した母親は、救急隊や警察に「買い物から帰宅すると娘が部屋で倒れていた」と話していたということです。
これまでの調べで、長女は頭の骨が折れていたほか、体に打撲やすり傷の痕があったことが分かっていますが、頭のけがは骨が陥没するほどの強い力が加わって生じた可能性があることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察は傷の状況から鈍器のような物で殴られた疑いがあるとみて、家族からも話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB